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職場のバイオフィリックデザイン

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バイオフィリックデザイン

  • 自然を感じられる環境を、建築やインテリアで再現する取り組みのこと
  • 窓や自然光、植物、水などを配したデザイン設計
  • GAFAなどの米国の大手IT企業は、すでに積極的にバイオフィリックデザインを取り入れトレンドを後押し

     

    背景にあるのは、従業員の健康を重要な経営資源として捉える「健康経営」というコンセプト

    従業員のウェルビーイングに関する投資を行うことで、従業員の活力や生産性の向上など組織の活性化をもたらし業績につなげるという考え方

アマゾンが第2本社の計画概要を公表。「バイオフィリア(biophilia)」型の都市空間の提案へ | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア

 

 

いろんなネット記事で引用されているレポート(2015年)

『Human Spaces: 世界中の職場における、バイオフィリックデザインが与える影響』

https://interfaceinc.scene7.com/is/content/InterfaceInc/Interface/AsiaPac/WebsiteContentAssets/Documents/Brochures/Japan/wc_humanspacesreport-jp.pdf

 

アメリカのコンサルティング会社ロバートソン・クーパーが行った、
世界16か国(※3)7,600人のワーカーを対象にした、
オフィス環境におけるのバイオフィリックデザインの効果についての調査

 

オフィス環境にいながら植物や自然光など自然の要素が身近に存在する労働者は…

  • 幸福度 15% UP
  • 生産性 6% UP
  • 創造性 15% UP

 

すごいよ自然。

そして無機質なオフィスってほんと良くないね。

 

なんちゃってグリーン(作り物の観葉植物)飾っているオフィスも多い。

ないよりはあったほうが多少はいいのかもしれないけれど。

 

バーチャル森林浴も生体的・心理的効果が認められているらしいし。

www.ffpri.affrc.go.jp

 

でもやっぱり生きている植物の生命力、

それを育む土と空気中の微生物の効果を考えると

本物の植物の方が断然いいに違いない。

バイオフィリア仮説

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バイオフィリア仮説

  • 1984年にエドワード・O.ウィルソンが提唱したバイオフィリアは、「人間は本能的に自然とのつながりを求める」という概念
  • 心身のウェルビーイングのためには、人間同士のつながりだけでなく、自然とのふれ合いが必要不可欠だというのがバイオフィリアの考え方
  • バイオフィリアは「バイオ=生命・生き物・自然」と「フィリア=愛好・趣味」を組み合わせた造語

 

Amazon

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Amazonがゴリッゴリに

バイオフィリックデザインを採用している。

 

  • 「The Spheres
  • バイオフィリアを活用したデザイン
    • 世界50カ国から集められた4万本の植物
    • 常に温度22度、湿度60%以上

 

植物の健康を維持するのは大変。

元々生きている環境と違う場所なら尚更。

Amazonが理由もなく

熱帯の植物を寒いシアトルで何億ドルもかけて取り入れるわけはない。

 

実際の効果は公表されていないようだけど

他の研究で明らかになっている

オフィス環境に自然の要素を取り入れることによる

労働者の生産性や創造性、幸福度の向上の効果。

さらに、話題性とブランディング、熾烈な人材獲得競争など。

諸々投資した分がビジネスとしてペイするのか、は

めちゃくちゃ計算・測定した上で認められているのだろう。

 

https://www.seattlespheres.com/

www.seattlespheres.com

 

 

なぜかというと、

また2個目のバイオフィリックデザインの社屋を建てるらしいので。

これは確定。

ampmedia.jp

 

全員が定常的に働くオフィスではなく、

オフィスキャンパスの複数建物のうちのひとつとのこと。

 

 

わしゃわしゃの植物に囲まれて仕事するの。いいな。

人工物ばかりじゃ疲れちゃう。

必要。必要。

 

葉の形

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トヨタグループの研究機関である㈱豊田中央研究所と複数のグループ会社で共同研究しているという「Genki空間 ® 」プロジェクト

がめちゃくちゃ面白い!!

 

toyotatimes.jp

50種類もの植物の葉っぱや植物全体の形を解析

丸み、直線性、大きさなど、葉っぱがどんな形だと、癒し、集中、活力を感じられるかを指標化

 

癒し効果が期待されるのは丸みがある小さい葉っぱ

(休憩室にはエバーフレッシュだ!)

 

活力アップが期待されるのは大きくて広い葉っぱ

モンステラを会議室に置こう!)

 

集中力アップが期待されるのは細くて長い葉っぱ

(シュロチクを個人デスクの周りに!)

 

レンタルグリーンの業者さんとか

オフィスリニューアルの担当者さんとか知ってるといいよね。

 

この研究は個人的にとても注目してる。

 

企画

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やっと。ついに。

植物の力を伝えるセミナーを企画しました。

ずーーーっと何年も前から構想だけはあって、

やるならこんな話をして〜〜、

なんて妄想ばかりは膨らんでいたものの

なかなか踏ん切りがつかず

本業を優先してしまっていました。

 

けれど

 

ついに

 

勇気を出して

 

エイヤー!

 

企画。

 

 

タイトルは

「植物だのみ」

 

他力本願とか、神頼み みたいな感じで

植物の力を頼って、味方につけて、身体も心もラクにしよう

というコンセプト。

 

 

普通イベントって2~3ヶ月前企画、1ヶ月前告知くらい必要だけど、

今回はなんと

2週間前企画&告知(THE 弾丸)

 

開催日はGW直前の中日の平日。

会社さんによっては全社的なお休みにしているところもあるし

広くオープンに集客するわけじゃなく

知り合いの一部に声かけるだけのクローズドな開催。

 

1人も集まらなくてもやろうと思ってた。

だけどありがたいことに4~5人が来てくれそうでほんとに嬉しい。

 

 

 

まずはトライアルの意味合いも込めて

無料・1時間・会場のみ(オンラインなし)

 

声かけてすぐに参加を決めてくれた1人が

「なんで無料?有料にしないの?有料でも行きたい!」と言ってくれて。

 

 

え。

全く発想がなかった…

でもありがたい

嬉しい

 

価値はあると思う自画自賛

 

というか、これからそれをつくります。

 

企画時点でスライドはゼロ。

先に宣言して締め切り作って自分を追い込んで実現していくスタイル。

 

スライドに乗り切らない情報はこちらのブログに繋げてみることにしよう。

 

たのしい、、、!

 

じゃ。ppt職人に戻ります。

 

プラントハンター

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図書館でたまたま手に取った本が面白すぎた

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なんでも持ってる大富豪の欲望の行き着く先が植物だったという話、興味深い。

 

ヨーロッパから日本に大きな樹木を輸入する時に

コンテナの大きさが最大だとか1ヶ月かかるから活動を止めるために温度管理や枝葉を落とすとか土は全て流して人工土で検疫通すとか

知らない世界

 

そうやって珍しい美しい植物たちがだんだんと身近になってきたんだ

 

 

 

 

ニュピ

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先日3月にいったインドネシアひとり旅。

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全く詳しいことは調べず、ただただ仕事の都合の合間に弾丸で行った。

 

旅の後半、バリ島の訪問は数日早ければ

外出も電気も火も使えないニュピの時期に当たっていたらしい。

 

 

wikipediaより

ニュピ(Nyepi)は、バリ・ヒンドゥーの元日(サカ暦の元日)である。西暦の3月ごろにあたる。この日、バリ島では一日中、空港や港、宿を含め、ほとんどの施設が閉鎖され、観光客も外出できない [1]。 

ニュピ - Wikipedia

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美術館でみたオゴオゴ

 

3日間ある祭事の構成は

人と神が向き合う日

人と人が向き合う日

人と自然が向き合う日

だそうな。

 

1年に1回全員が自分自身と自然と向き合う日がある

 

立ち止まって己を振り返ってみる良い機会になりそう