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観葉植物の癒し効果をほんとの意味で実感したのは
無気力引きこもり中のことだった。
当日のわたしは離婚の消耗で心身が底辺。
食べ物も食べれず、薬無しでは寝れず、
家から出る体力、人と会う気力もなく、
テレビの張った発声の圧も耐えられず、
とにかく刺激を減らして
ひたすら無音の家のベッドで横になっているうちに
1日が終わる日々だった。
日がな見てたのは空。
恵比寿のマンションの4階のベランダから
小さく抜けてる景色。
ゆっくり形を変えながら流れる雲と時間帯や天気で色を変える空。
これならぼーっと見てられる。
その次に見てたのが
小さな観葉植物。
自然に目がいくし、ずっと見てても疲れない。
なにより新しい葉っぱが出てきたりするとすごく心が満たされる気がした。
かわいい。嬉しい。癒し。
小さな芽やあかちゃん葉っぱを愛でて、成長を気にかけている時間は不思議と心が穏やかにいられた。
なんならちょっと元気になれた。
これが癒し効果か。
ボロボロ人間にとっては効果絶大。
ということで
2018年10月頃から始まった観葉植物愛。
大きなシンボルツリーも欲しい!
垂れる系も好き!
と、順調に増加。
そのうち「都会のコンクリートジャングルの中でホンモノの植物ジャングルを作る!」という野望を掲げるようになり、行き着くところまで…
まぁそれはまたの機会に。
とにかく疲れには植物。
しんどい時は小さな自然を生活に。