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森の中で人間の心身が良くなるのはなぜか。
樹木が発する「フィトンチッド」のおかげなんだって。
フィトンチッドは、揮発性の目に見えない物質。
木にとって有害な病害虫などを遠ざけるのが目的。
木は自分で動いて逃げられないから、セルフのベープで自己防衛する、みたいな。
で、それが人間にとっては良い効果を発揮する。
高まりすぎた交感神経を鎮めてリラックスさせたり
高血圧を正常値に戻してあげたり。
というのが、科学的な見地からの森林浴効果の説明。
最初にフィトンチッドを発見した人、ほんとにすごいよね。
なんだかよく分からないけど森林の何かの成分が体に良いはずだ！って採取して実験して絞り込んでいったんだろうな。
森林じゃなくて公園や街路樹の樹木でもフィトンチッドはあるので、疲れた時は木のそばで深呼吸するよ。
