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自己啓発本に誰かの役にたつことだけを判断記事にしちゃうと、それが立ち行かなくなった時に、じぶんは生きてる価値がないみたいなしそうになっちゃうので
役に立たなくていい時間を意識的に取るように、とあった。
一例として「森に入ってのんびりする」が紹介されてて、なるほどそういう切り口もあるのかと勉強になった。
確かに森にひとりでいると
なんの役にも立たない。
でもそれを焦る気持ちにもならない。
何を生産してるわけでもなく
誰かの役にたつでもない自分だけど
それはそれで仕方ないしいいんじゃない
という気持ちになる。
そうならない人は、身体は森にいても、頭と心はオフィスや普段の場所にいることが多い。
仕事の面倒なこと思い出して嫌な気持ちになったりするのは、今ここに集中してない証拠。
私がツアーするときにお伝えしたるのは
携帯は切ってしまってください(写真とるならいいけどできれば電波オフで)
ゆっくりゆっくり歩いて地面の硬さ、でこぼこ、色や匂いや落ち葉を踏む音、聞こえてくる川のせせらぎ、鳥の鳴き声、など五感を使って感じてください
どんどん立ち止まって目に留まった葉っぱでも虫でもじっくり眺めて観察してください。色のグラデーションや質感、枯れかた、裏側の葉脈など、触れながら味わってください
それやって何になるの?って言われたら何にもならない。
でも身体の芯がふっと楽になる感覚があるはず。
役に立たないって資本主義的な一つの判断軸だけで言いきれないものだよ